新潟でのこと大橋家へ感謝。

こんばんわ
じゅんさい太郎です
(・e・)

じゅんさい太郎宛に宅急便が届きました!

差出人は、以前お世話になった新潟のキノコ農家さんでした!

実はじゅんさい太郎、きりたんぽセットに入る『きのこ達はどのようにしてできてくるのだろう?』
と疑問を感じ、これは現場を見て、作って、味わうことで『キノコを少しは理解するしかない』と思い、新潟長岡のキノコ農家さんにお願いし住み込みでキノコ作りを学ばせてもらった経緯があったのです。

長岡でのキノコ研修は当然なま易しいものではありませんでした。寒波激しく毎夜毎夜ドカンどかん降る雪
朝起きて作業棟に向かうにも雪かきをしなければとても辿り着けない豪雪地帯でした
指がかじかみ顔が寒風で焦げそうになるも
そんな時にもある人物の言葉を思うのです

『男子の生涯の苦渋は志の高さをいかにまもりぬくかということにある』
            河井継之助  
    

それを唱えてからのじゅんさい太郎は無心に除雪除雪除雪です

『雪かきに一生懸命になる若者を久方ぶりに見た』
と褒め言葉かどうかわかりませんが大橋家の方も喜んでくれていました

話は移ろいますが

長岡といえば長岡藩
長岡藩といえば、河井継之助

『目指せ河井継之助の墓!!』休みを利用し墓参りが実現しました。

墓は長岡市郊外のお寺にひっそり佇んでいました

墓標の前、研修の報告と成功を祈りました

さて、キノコ栽培に戻ります
キノコは栽培から収穫まで、キノコの種類や品種にもよりますが仕込みから収穫まで1か月〜半年もの歳月を要するものもあります
(シイタケは100日、マイタケは60日くらい)

私の体験した一連の流れは

1・広葉樹や米ぬかなどを入れたオガクズをロータリー機械で撹拌し

2・特製シートに詰め、殺菌消毒のため大きな殺菌窯で90度〜100
度設定で4、5時間熱す

3・殺菌消毒された菌床にキノコ菌をパラパラっとまき(これで大丈夫か?と不安になりました てっきり植えたり、差したりするものとばかり思っておりましたので)シートを密閉、温度管理が徹底された低温倉庫に搬入する

これで仕込みは完了です

その後、白い菌が表面を覆い中が菌でいっぱいになるわけですが
そうすると培養成功です

気候と菌の進展を見ながら発生を呼び込むために発生室なるところへ菌床を移動させます

温度管理に気をつけキノコの発生を待ちます
(しいたけは約30日、まいたけは20日前後で発生)

するとポコッポコッと 四方八方からかわいらしいキノコが一斉にでてきます

手塩にかけて育ててきたキノコ達が産声をあげるかのように
じゅんさい太郎を囲みます
じゅんさい太郎感無量

これが菌床かと
これがキノコかと
きてよかったーーーー

とても勉強になりました新潟の大橋ファームさん
本当にありがとうございました!!
今年も『きりたんぽ』送りますから!

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