おばんです、最近、三種町おすすめマップを勝手に作成中のじゅんさい次郎です。そのマップに載せるオススメスポットある?と友人に聞いた所、あの「田んぼの湯」のせればとのこと。一瞬『は?』と思いましたが、話してるうちに一気に小学生時代の記憶が蘇ってきました。
田んぼの湯とは、集落からちょっと山に入っていった川沿いの田んぼのわきにある温泉のこと。
温泉といっても入浴施設があるわけではなく、冷泉とガスが出ている場所があり、そのガスで火を炊き冷泉を湧かしお風呂として使っていたという場所なのです。
「使っていた」と過去形で書いたのは、私が小学校生だったころには既にほとんど使用されておらず、田んぼの横にバスタブだけがポツンと置かれている不思議な場所だったのです。
当時の小学生の間でも、あそこ温泉らしいよーっていう話だけは聞いたことはあっても、実際に入ったという人は一人もおらず、みんな半信半疑だったのでした。
そんな田んぼの湯ですが、昔はそのガスで沸かした冷泉を集落までひっぱって銭湯も営業されてたとか!?
そんな話をしていると、田んぼの湯が今どうなっているのか気になってしょうがなくなり、探しに行ってみることにしました。
田んぼの湯があったと思われるところに着くと、まだまだ雪が!そしてボロボロの小屋が!でも中は空っぽ、バスタブのバの字も見当たりません。
ここじゃなかたのかと辺りをウロウロしていると、チョロチョロ水が流れる音と何か変な小さな音がするのに気づきました。よーく地面を見てみるとシュワシュワと泡が出てくる場所が!
おそらくコレが田んぼの湯のガスです。本当に火がつくのか試したかったのですが、消せずに火事になるのが怖かったのでやめておきました。
今回は田んぼの湯に入れず、雪で靴をグショグショにしただけで帰って来てしまいましたが、なんとかこのガスで冷泉を沸かし、お風呂に入りたい!という新たな野望が生まれたのでした!
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