山田のおばちゃんのお話

山田のおばちゃんのお話
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『このじゅんさい沼ももう私みたいな年寄りよ。ずーっとずーっと昔っから。あなたが生まれる前から採ってるもの。』

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ここからは、そのままの秋田弁でどうぞ

沼だげでねよ、ほらっこの沼このさぎさある田んぼも嫁こさきでがらずーっとおらどふとず。
畑もあるどもしゃ、わげころ、んだな〜あんだぐれの頃だがな〜そごさダイゴン2反もうえでしゃ、たぐあんさしで能代さ売りにあったもんだや。今もやればって?なに、今だばおんじぇさいねじゃ。

解説すると
じゅんさい沼だけじゃないわよ、この沼の先にある田んぼだって私が世話してきたの。そう、ずっと一緒よ。
畑作だってした。若いころ、そうね〜あなたぐらいの頃かしら、大根を植えて、それをタクアンにしてね、能代市の市へ売りにいったりもしたのよ。今もやったらって?ふふ♪残念だけど年もとったし、今じゃそこまでできないわ(笑)

ですね。

いつもバタバタしていて満足にお話ができないのですが、今日は、山田さんからありがたい当時のお話を聴くことができました。
寝る間を惜しんで働いて、じゅんさい沼、田んぼ、畑を守ってきたのだとしみじみ思いました。

『時代が変われば沼もかわる』

この言葉を残し、お話は終わりました。

考えさせられますね。

採りコの方々が口々に今年の収量について言われます。
『沼がおかしいよ。』『去年より悪いよ。』『まったくおがってこない』(じゅんさいがなってこない、できない)

全体的にそうなのですが、どの沼にも言えることは、これには天候がかなり左右しているように思います。

おてんとさま相手ですし

とりあえず、できる限りの管理をしていくしかないですね!

また、明日もしっかりじゅんさいの管理するぞ!!
じゅんさい太郎でした。

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