避難所を訪ね見えたもの

気仙沼市立気仙沼中学校を訪ねた際の追記です。

わたしたちがしなければならないことはなんだろうか

わたしたちにできることはなんだろうか

炊き出し中学校

実態が把握できるにつれて、震災の爪跡の深さが明らかになり

、その被害と失ったものの大きさにただ落胆するばかりであ

る。ようやく3.11大震災からひと月が経とうとしたそのさなか

、またしてもpm11時32分頃、宮城県で震度6強を観測し

た。私の住む三種町森岳でも激しい揺れを感じた直後、ブツッ

と異常音とともに真っ暗になった。

脳裏をかすめる『3.11が繰り返されるのでは・・・』

状況を知る手だてもないまま

訪れた避難所はじめ、出会った人々の事を考えると眠れなかっ

た。夜が明けるとまた日本が傷ついた姿に変わり、尊い人命が

失われてしまったら

天災とはいえ、あまりにむご過ぎる。

明朝、状況をラジオの報道で知ることができたが、また尊い命

が失われた。死者4人に 141人けが。

そして建物の被害は150件以上。復旧したばかりの電気さえ

もまた停電、水道も石巻市などの全域で断水。

目に見えることだけでこれ程までの被害を被った。

そして、ライフラインばかりに影響したものでもないと思う。

その揺れで、被災した方がまたあの3.11の悪夢をフラッシュ

バックし心を痛められるのが何より悲痛であった。

日々、目の前に被災地が見えない地域に住む私たち。

今後何年かかるか分からない被災地の復興と地元の人たちの暮

らしのことを忘れてはならないと

私は思う。

被災地入りし、校庭でサッカーボールを蹴って遊ぶ年の離れた

子供たちがいた。震災後、小さな子供の面倒をみる同町の高校

生と小学生だった。兄弟というものではないが上のものが下の

面倒をみているのだ。

サッカー被災地

中学校サッカー

炊き出し当日5

被災したこの地でも『希望の芽』を確かに感じた。人々の表情

からは、時に笑顔、そして時に力強さが見えた。被災した方々

の強さ、そして優しさ。

被災地の方々は過酷な状況の中で必死に生きている。それなの

に私たちが下を向いて落ち込んでいてはいけない。

コメント

  1. 名もなき男 より:

    おー!めっちゃがんばってるやん。
    今がはじまりです。
    日本のマンパワーでがんばる時です。
    そして原発を止めるべく立ち上がるときです。
    一つ一つが大事な希望の光です。

    私も農民として自分のできる事をします。
    お互いがんばりましょう。

    お電話ありがとうございます。
    とても嬉しかったです。

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